2014年10月2日木曜日

ラポールの架け方



ラポールとは心理学用語ですが、一般にも使われるようになりました。

セラピストとクライアントの間に信頼関係を築くことを目的に、緊張感なく感情の交流ができる状態の関係を創ることですが、このような絆のある関係を周囲の人にも築いていこうというものです。
ラポールは遠くにあるものを近づけていく【アサーション Assertion】そのもの。

ラポール、アサーション、この2つの言葉を意識するだけで、目標が出来るはずです。
やってみてください。

たとえば『私は子どもが私に必要としているものを発見して、それを実現する』というように、子どもとの間でラポールを架け、アサーションなコミュニケーションをしていく。

人は互いに影響し合っているものですが、ラポールがあるとスムーズな交流が容易になります。さらにアサーションな活動を心がければ、めざす関係性の実現は容易になります。

ただなりゆきを見守っている傍観者から、待っている受け身から、自らが目標をもって動く。思考は現実になるといいますが、その通りにしていくのです。



あなたにとってのステークホルダー、自分、夫・妻・恋人、子ども、親、友人、部下、エネルギー(健康・お金)、時間、地域社会、仕事、趣味との間でラポールを意識してみましょう。そして順番に、虹を架けるように、ラポールを架けていきましょう。

ラポールを実現するのがクレドです。人は思っていてもすぐに忘れてしまいます。忘れることは便利のいいことですが、できたはずのことも忘れることでできなくしているのです。

自分の<Be>はその典型です。<Be>は重要ですが緊急ではありません。緊急なことは全部<Do>のはずです。このため<Be>は必ず後回しになります。




つまりいつでも自分のことは後回し。でも自分のことだから怒る人もいないので、問題になりません。<Be>は<Do>とリンクしなければ無視されてしまうのです。そこでステークホルダーとの約束を通じて<Do>を実現します。




ステークホルダーとの約束とは、ステークホルダーのために生きているような錯覚をするかも知れませんが、<Be>が生かされている限り、決してそうではありません。

人に使われた状態になるのは、<Be>のポジションにステークホルダーを据えた場合です。たとえば彼氏を<Be>のポジションに入れたら彼の支配下に自らを置くことになります。<Be~自分の在り方>があって、ステークホルダーと約束してそれを果たす場合、対等であり、支配されることはありません。


あなたは自分の人生のある場所から彼にラポールを架けることができるのです。








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