2014年10月8日水曜日

リーダーシップ




<リーダーシップ>の定義は人によって違います。違っていいでしょう。しかしいまどき、命令で人を動かすのがリーダーシップだと思っているなら、もう終わっています。

さらに、外面的な力技で<リーダーシップ>は発揮できません。その上でリーダーシップとはなにかと考えてください。

<リーダーシップ>のあるマネジメントは効果を発揮しますが、<リーダーシップ>のないマネジメントはあり得ません。

マネジメントとは、あらゆる困難を乗り越えて目的を達成することだからです。<リーダーシップ>は困難に出会えば出会うほど、<北十字星>から逆算して進路を示す必要があります。





最初から限界があり、折れてしまいやすい<Do>の力と自信では、問題も困難もなく変化のない時には問題なくできても、困難が生じるとすぐに凹んでしまいます。

あらゆる困難を乗り越えて目的を達成するとは自ら「変化を起こすこと」だからです。

<Do>の力と自信は、これを苦手としています。
なぜなら<Do>の力は、過去にできた成功体験の繰り返しに留まってしまうからです。

他者の評価が気になって、自分の評価が落ちるような冒険も挑戦も敬遠します。なにもしなければ失敗はしませんが、それを地でいくような態度です。

つまり<Do>の自信とは行為に対する自信であって、自分自身に対する自信ではないニセの自信なのです。

だから未知のことから逃げるのです。

しかし重要な場面で問われるのは、ほとんどの場合「変化を起こすこと」なのです。

<リーダーシップ>は困難に出会えば出会うほど、<北十字星>から逆算して「変化を起こすこと」を厭わないスキルであり、不安を感じる人々に勇気を与える力なのです。


<リーダーシップ>がないまま、自信を精神的なものとして、無理に自信を持とうとしても自信は生まれず逆効果になります。

自信には自信が生まれる根拠があります。

どんなときにも自分を信頼して行動できる基礎である<Be>です。




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